TA的に見たメルトリリスのまとめ

公開するタイミングを逃し続けていたページ。スイーツが成功したら・・・と思って準備してたら盛大にズコーしてたので、誕生日にあやかって一応投下。





目次


概要

シトナイ同様バランスのよいタイプ。

WスカディでギリギリNQQで連射可・そこそこ高い弱体耐性・宝具対策・星出しとTAに求める要素を一通り内蔵しているため隙は少なめ。有効範囲も分で広め。

反面尖り方はどれもほどほど。上位には入りますが、最適・最高記録に手をかけるのは厳しめ。
  • 連射面はジャック・金時・カーマ・沖田に次ぐ位置(Xオルタや剣ディルくらい)
  • 火力は一部B鯖・特攻Xに次ぐくらい(相性が同じなら大体沖田くらい)
  • 弱体耐性も2番手くらいの位置、弱体無効もはれるシトナイのが優位
  • クラス的な汎用性はXオルタ・バサランテなど、狂の次
  • 強化解除は後付与ゆえ決定打にならず、ジャックに最適を譲りがち

尖りっぷりでの差別化は厳しいので、いかに広く能力を使い切れるかが肝。

きつかった敵

特にきつかった相手をいくつか。

CCC 魔性菩薩

おなじみきつめだった相手のひとつ。ストーリー的にも因縁の相手。

最適はジャックにもっていかれたものの、2番手くらいの適正(それでも成功率は0.1~0.2%程度)。宝具・強化解除・弱体と多様な対策が求められ、星礼装をあまり積めず総合的な対応力を問われる相手のため、手持ちの能力を使い切れた相手。



大奥 愛欲の魔王

3ターン連続のNP消滅+攻撃ごとのデバフ付与をしてきた特殊で厄介な敵。長くルートが特殊・複雑で大分苦労しました。

いかにカードを少なめにしてデバフを回避しつつ連射を維持するというのは珍しい要素でそこそこ面白みはありました。



なお、CCC並の密度でありながら2週間開催を強行したイベント(様々な挙動の調整がはさまっていたにも関わらず・・・)で、TAに挑んでいた鯖も少なめでした(がっつり挑んでいたのは自分と中国の方のカーマくらい)。

このルートでの最大値は9ターンですが、まだ詰めようはある状態(当時式部を持ってなかったのでこのルートが限界でした)。

特攻+チャージのあるカーマは既に理論値6ターンまで見据えており、実績では7ターンまで詰めてきました。

カーマの特攻+100%を加味しても相性差などで単発の威力差はそれほどないのですが、最終火力は流石に離され、何よりチャージの差が致命的で追随は厳しめ。

水着2017 天の牡牛

ここは日本の復刻時はカード運に負け理論値にあと1ターン届かず5ターン止まりで悔しかったところ。しかし中国鯖でちゃんと達成されました。



今の環境ならそこそこ楽にはなるはずです。それでも最短4は大分面倒な方ですが・・・。

カード固定

水着BBによるカード固定が丁度ハマるくらいの敵。

CBC ライヘンバッハの再戦(等倍)

BBでのカード固定で丁度落とせるくらいの相手。こういった確殺できず、かといってバフを盛り続ける必要はない程度の相手なら、とりあえず一発目はBBで様子見、その後最適化という流れが多めです。ヘブンズホールも似たような形。



確定より

基本的にはチャージがないので三蔵・大魔女や金時・カーマのような確定ムーブはむずかしめ。とはいえ簡単なところなら、一捻りすれば近い成功率に届くことはあります。

ぐだぐだ2018 天魔轟臨

この程度の難易度+強反撃があれば単騎によせていくことでカード運を不要にして確定気味な動きにできます。これができると硬さ・星だし・分の汎用性を活かしきれます。



事件簿コラボ もう一つの主従

ここもカーマとあわせてもう少しで確定に近づけることはできました。メルトのリチャージは少なめとはいえ20付近には届くので、Wアタッカー+孔明によせて宝具の回数をWスカディの場合より稼げます。



縛り系

ラッシュは大抵不利な敵構成でもギリギリ届くようになっています。以前は私以外ほぼやってませんでしたが、最近は中国でも数名ゴツい人らがやるようになってきて競争状態。。。

ラッシュでの起用

検討に苦労したのは水着2018。長い上3騎士の数も多く苦労しました。水着BBが出たてで育成・検討・宝具Lvが追いついていなかったこともあり・・・。最終的な成功率はそこまできつい方ではないものの、準備に時間がかかり一週間がかりでした。




復刻時はそんなにやることはないと思っていたら・・・まさかの単体宝具のみの理論値9ターンが局所的に流行ってしまう悲劇?が到来。

ジャックの9連射は真似できない上、不利クラス3連続のタイミングもあって大分検討に苦労。やり始めてから数日は絶対無理だと思っていたくらい。。。最終的には不利クラスはバサランテと一部分担、NPはノッブを残して宝具被弾で確保することでなんとか届きました。



クリスマス2018も不利クラスが半分近くを占めていて苦労したところ。ここは弱体耐性が想定以上に働いてくれました。成功率では0.1%付近の水準だったと思います。


対不利クラス

不利クラス相手でもHP40~60万くらいまでは宝具で落としきれます。妖精乱舞程度であれば難しくはありません。

逆にきつかったのは正月2019。3/4が不利クラスでやや高HP(最大60万)+カード耐性+防バフがあって大分きつく、初年度は理論値にあと1ターン届きませんでした(成功率は0.0x~0.00x%台)。

この頃は丁度コマンドコードのNPバグ(今は修正済)に悩まされていたのも逆風・・・。

復刻時も苦戦し、流石に無理な可能性が高かったので、パリスに〆を手伝ってもらってなんとか成功。去年は妥協する術もなかったので、これはこれで満足でした(パリスも気に入ってたものの中々ぴったりハマる敵がいなかったこともあり)。

・・・しかしその後、中国鯖の初回開催時に単独3ターンについに到達。

他にもバレンタイン2020も同程度の硬さでかなりきつめでした。こちらはサポのLv審査がきつく、スカディ・嫁王の低Lvがないと選択肢が狭まっていました。

通常クラスとの比較

対騎

言うまでもなく競り合うのは厳しめ、ジャック・カーマ・Xは同相性で競っても厳し目な相手。

ジャックは基本性能のほか、強化解除のタイミングで差がつくことが多め(菩薩・事件簿・ぐだぐだ等)。カーマも確定ムーブにてさいつよの一角なので基本は厳し目。

星4も殺ミヤ・カーミラ・殺式と粒揃い。パーティに貢献できる鯖も多く確定パターンのパーツにもよくなっている面々。メルトはパーティの攻撃補助にほぼ貢献できないどころかデバフをまくくらいなので、この点でも不利。

対術

連射においては騎ん時に勝てる訳もなく、ぐだぐだ2019などで差をつけられています。

メイドもドルセントのように馬力がいる場面で強力。攻撃補助性能もあって普段の確定パターンにもまれに顔を出しています。更に尖った爆発力のあるメイヴも確定パターンの作成にちょくちょく貢献しています。

NPも支援できるオジマン・竜馬もぐだぐだ2018クリスマス2017などで確殺に届き有能でした。

あえて言うなら弱体・宝具対策が弱めの層ですが、それ以外での勝負は厳し目。一応魔性菩薩はこれに該当します(結局1年遅れで騎ん時たちも達成してきましたけど)。

対殺

攻撃に振り切った鯖がいないので張り合える余地はあります。それでもトータルでは分が悪め。

雑に3連射+殴りが必要という相手なら有利ですが、逆に言うとそれくらいです。

高難易度の多くを占める確殺かそれに近いことができる相手では三蔵・大魔女の特大チャージコンビが圧倒的(戦場の鬼天魔轟臨マーラ他多数)。先に挙げたようにメルトでも確殺かそれに近いことができるケースはありますがやや不利め。

幽谷のようにひたすら硬い相手でも理論値に差をつけるには至っていません。イリヤ・三蔵とも4ターン達成済で、メルトも計算上可能なもののかなりギリギリ。星は有利なものの、Q依存度が高すぎる分カードはよりシビアで優位性があるかも微妙なところ。

総じて

流石に対有利に対抗するのは厳しめ、一見攻撃性能控えめの術も大分尖っている鯖がいるので優位性を確保できる状況は限定的。

汎用クラスとの比較

汎用性よりの鯖とも比べてみます。

狂との比較

有効範囲は不利、それ以外はやや優勢。わりと自明なのであまり書くこともなく。

分との比較

同じ分で見ると、シトナイは初速以外はいい勝負です。

特にギミックが増え、準備期間がつく難易度高めの領域だと差が縮まる傾向にあり、魔性菩薩での成功率はやや勝っているものの僅差でした。

あとは高難易度ではなく枠の制限もありますが、剣豪のリンボは弱体無効があるシトナイでないと確定化はできませんでした。

その後、スイーツの4ターンも結局シトナイに取られました。ここはギミックでAバフを得られる分少しシトナイにゲタはありますが、それを差し引いてもA1枚でリチャージできる底力の優秀さを感じたところですね。

逆にNP100付与必須の大奥は現状Qが絶対正義なのでメルト有利。

今後について

リベンジしたい敵を主に挙げます。

大奥 愛欲の魔王

まだ理論値には届いておらず、復刻の可能性も高いので現状の最優先リベンジ対象。

スイーツユニヴァース

おなじみ?単体ボスTA最難関の1つ。

復刻の機会があったにも関わらず、礼装改悪という最悪の嫌がらせもあり結局あと少しのところで届きませんでした。。。以下は最後のカードが0枚ですが、ここまででも再現率0.008%程度の超激細ルートなので、そもそもきついんですが。。。

もう日本では復刻の機会もないと思うので(ワンちゃんサービス終了付近での常設とかなら・・・)、後は中国鯖での開催・復刻に託します。。。

本気で中国鯖で挑むなら選択肢を狭めないよう、50嫁王の確保と水着カーミラの宝具Lv上げはしておきたいところです。


幽谷にて

今なら4ターンはおそらく可能。既に中国で術・狂組が4ターンを達成しているので、是非とも復刻してもらって続きたいところ・・・まぁ、これもしないんでしょうけど・・・。


総評

スカディが来た今となっては全体的に高水準でバランスのよい性能。

狂・分など汎用的なクラスの鯖の中ではトップクラスの攻撃性能を備えています。普段の高難易度程度なら不利な敵構成でも大体なんとかできます。

というかラッシュに関してはメルトでギリギリいける程度に狙って作り込んでいる節すら感じます(単にFGOの鯖間の性能差が小さいだけ)。

ただクラスの関係もあり突出した要素に欠け、最適に届かせるのは厳しいです。

また、スイーツ並の硬さの相手だと理論値には届きません(A・Q鯖の限界でもありますが、A・Qの中でも1~2段上がいます)。

狂に次ぐ汎用性がある以上は仕方ないですが、とにかく惜しい位置。


おまけ(数値メモ)

NP・ダメージまわりのよく使う数値のメモ。

基礎数値

属性など:地, 秩序, 善
ATK:14799~16799~17199(看板~カレスコ~黒聖杯)
N/A:0.92
ヒット数:Q4, A2, B1, EX6, 宝具8
クラススキル:Q+8%, クリ+10%

WスカディでのNP回収量

敵によってどの程度NPを回収できるかを確認するためのものです。

等倍以下だとNQQでなければ足りません。騎(110%)以上ならAが入っても足ります。
いずれの場合もカード1枚ではリチャージしきれません。

NP獲得率NQQNAQANQ
0.8倍(狂)877860
0.9倍(殺)988768
等倍1099775
1.1倍(騎)12010783
1.2倍(術・月)13111790

※ANQのAは別鯖のもの(なのでEXはなし)

なお「花の魔術師」付きカードが混ざっていれば、少しハードルが下がります(緑セルのところなら100リチャージが可能)。

「QQのみ」と「QQ + AQを許容」では1回で成功率が2.4倍ほど変わってくるので、狙えるなら狙いたいところ。

上でも触れましたがリチャージは相手やオーバーキル次第で20程度に届くので、ギリギリ確定に近いパターンに活用できたりできなかったりします。

Wスカディ+αでのNP回収量

Wスカディで足りない場合も考慮し、どれくらいのバフを盛ればNPをリチャージしきれるかを確認するためのメモです。

最上段がWスカディのバフを加えた状態、それ以下はWスカディに誰かのバフを加えた状態です。NXQのX、ANQのAは別の鯖のカードです。

補助NQQNBQANQ
Wスカディ1096475
+嫁王-92108
+パラPほぼ同上
+ケイローン-7283
+武則天ほぼ同上

ジャックや沖田のように追撃1枚でリチャージするにはWスカディ+嫁王(かパラP)相当のバフが必要です。

ケイローン・武則天では追撃1枚でリチャージは難しいですが、相手が術・月ならANQでNP100に届きます。

ダメージ

よく使う、あるいは要所で使うパターンのダメージの概算です。
完全体・礼装Lv100・乱数や天地人は等倍・マスター礼装は戦闘服です。

礼装サポートバフ不利等倍1.5倍2倍
カレスコ
-自分の全て55,000110,000165,000220,000
Wスカディ
ウイルス以外120,000240,000360,000480,000
全て180,000360,000540,000720,000
Wスカディ
+ケイローン
+武則天(絆)
+槍エリ
全て380,000760,0001,140,0001,520,000
黒聖杯
Wスカディ
ウイルス以外225,000450,000675,000900,000
全て300,000600,000900,0001,200,000
Wスカディ
+ケイローン
+武則天(絆)
+槍エリ
全て・3発目630,0001,260,0001,890,0002,520,000
特攻200%スカディ
+嫁王
+ケイローン
+武則天(絆)
+槍エリ
全て・3発目825,0001,650,0002,475,0003,300,000

今ならカレスコでも100万程度は出せるので、デスチェンジが捗る相手ならグガランナくらいのHPでもワンパン可能です。

おかげで黒聖杯の出番は大分減り、最近では「魔性菩薩」くらいの相手用に限られてきます。あとは「対不利縛り」や「水着BBでのカード固定時」くらい。

最下段は対スイーツ級の相手を想定したもの。1000万クラスの相手だと準備してなお2~4ターンは必要です。





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